#ヤオコー問題
ヤオコー南平店の店長、サクライから恫喝を受けた私は、しばし唖然としました。
曲がりなりにも創業 130 年で従業員数 2 万人近くの大企業における店舗で、よりによって店長が顧客から、自分に答えられない質問をされると、その客に向かって暴言を吐くのです。
これは常識では、まず考えられないことです。
ヤオコー南平店という店舗には、副店長セキの狂信者的で身内の非を絶対に認めない態度からして、「ここはなにかおかしい」という感じを持ってはいましたが、店長サクライの態度はまさに決定打でした。
よって私はその後、ヤオコーという企業の気質を調べる意味もあり、とりあえずネットで電話番号を調べ、ヤオコーのクレームセンターに電話しました。
するとそこでは、女子大生と思しき若い女性が対応していましたが、私が南平店での出来事を述べると、なんと彼女は通話中にも
関わらず、私からの電話を強制的に切断、いわゆる「ガチャ切り」をしたのです。
このときには私は、「こいつらがまともに取り合うワケない」という
確信があったため、その彼女の態度自体は意外でもありませんでした。
だが気になったのは、その電話番の女性による、対応の素早さでした。
彼女によるガチャ切りのタイミングは、まさに私からそうしたクレーム電話がかかってくるだろうということを、予期していたとしか思えないほど迅速でした。
よってこの時点で私は、ヤオコーという会社自体がクレーマーに対するネットワークを持っていて、自分たちが「面倒な客」と思った人たちの電話番号を勝手にリスト化していることを、ほぼ確信したのです。
そこで私は最後に、いよいよヤオコー本部へと電話をかけてみました。
すると私からの電話を最初に受けたのは、中年と思われる女性でしたが、彼女は「ハマノという担当者に代わります」といい、電話を保留にしました。
その後、1分近くしてハマノという中年男性が電話に出ましたが、彼はいきなり私を恫喝するようなことを言うのです。
私が「じつは南平店で…」のようなことを述べると、こちらが話を言い終わらないうちから、「どうしたっていうんですか!」と、ケンカ腰で返答するのです。
その後のハマノとのやりとりは、ほとんど覚えていません。
というのもハマノは始終、こちらの言うことをまともに聴かずに、恫喝口調で返すだけだからです。
そうしてハマノはこちらを一方的に黙らせてから、電話をガチャ切りしたのです。
このとき私は、ヤオコーという会社の闇を深く感じ、その実態を暴かねばと思いました。
くわえてヤオコーが会社全体で「クレーマー対応マニュアル、リスト」というものを共有していると、完全に確信したのです。(続)