#ヤオコーリスク
さて私はこれまで、スーパーヤオコーが行っている、顧客に対する暴言対応・電話によるガチャ切り対応などについて、語って来ました。
ヤオコー日野南平店店長サクライに、面談の約束を破られた上、警察を呼ばれた件
もちろん小売接客業において、社員や店員が顧客を恫喝するなど、あってはならないことです。
これは常識ではありえないことであり、そんな常識さえないのが、スーパーヤオコーの経営陣たちだということは明白です。
ですが今回は、単に「客に対して失礼」といったレベルで「けしからん」というのではなく、それがヤオコーという企業にとっても大変に危険なことという点を述べます。
まぁもちろん、経営陣、現場、クレームセンターが結束して自分たちにとって都合の悪い客を「敵」と見なすなど、商業者どころか市民としても失格です。
だが今回申し上げたいのは、そうした行為が結果的に自社に対して、とてつもない危機をもたらすという事実です。
その点について述べていきますので、関係者の方々には、まぁあまり期待しませんが、再考していただきたく思います。
まずヤオコーは、出生が埼玉県であり、埼玉だけで100以上の店舗を抱えています。
ところがその埼玉県とは治安が非常に悪く、全国ではワースト6というところです。
そこでは最近では、日本になじめない外国の人が暴れたりと、話題を集めています。
彼らは通常、集団で住んでいるため、なんらかのトラブルがあった際には、突如として暴徒になる可能性もあります。
さらにそれだけではなく、埼玉県内にはいわゆる「反社勢力」と呼ばれる人が多くいます。
これはたとえば、「半グレ」、「暴走族」、「ヤンキー」、「経済ヤクザ」などといわれる人たちです。
問題なのは、ヤオコーがこのまま「自社の気に入らない客は、敵!」というスタンスで、彼らからのクレーム等を、いつものように「ガチャ切り」、「恫喝ガチャ切り」した場合です。
すると彼らは間違いなく、集団になってヤオコーの店舗や本部に押しかけるでしょう。
現在は日本自体が、大変な不況期にあります。
よって、反社連中も「しのぎ=食い扶持」がなくて困っている状態ですので、「これ幸い」とばかりに「謝罪と賠償」を求め、ヤオコーへと向かうでしょう。
すると「暴徒による店舗襲撃事件」が発生することになります。
この場合やっかいなのは、通常の強盗事件とはことなり、犯人側がそれなりの「店に文句をつける理由」があることです。
彼らは、暴言を浴びせられて本当に怒っているので、店内・社内での暴行・略奪もよりひどいものになる可能性が濃厚です。
また、それだけではありません。
埼玉県というところは、首都圏ですが意外と広大です。
よって、通報を受けた警官や警備員等が現場に到着するまで、東京などより時間がかかる場合が多いです。
そこから暴徒たちによる暴行もまた、長時間において行われることになるでしょう。
さらにそこから、もし悪漢たちが店舗襲撃を「ちょろい」と認識してしまった場合、再度、再再度の略奪もありえます。
くわえてさらに恐ろしいことは、そうした連中が組織をつくり、計画的に突撃を考えるようになることです。
そうすれば埼玉にあるヤオコー店舗は、ランダムに広がっているため、防御側からすれば、いつ、どの店が襲われるかわかりません。
すると、警備員や警察官による警護をもっと厚くすればいいのでは、と思うかもしれません。
だがこの考えは、あまり現実的ではありません。
なぜなら相手は必ず複数で武装して、車両でやって来ます。
それに対して、「専守防衛」が鉄則のガードマンが、太刀打ちできるはずもありません。
そもそも一店舗につきガードマンを3人も24時間体制で置いたら、それだけで1日20万円ほどの出費となり、これではスーパーの儲けを吐き出すようなものです。
ならば警察はどうかといえば、こちらもあてにできません。
なぜなら埼玉内にある100のヤオコー店舗のために、人員やパトカーといったリソースを使えば、他の任務に手が回らなくなるからです。
そうなるともちろん、被害は埼玉県内のヤオコーにかぎらず、他店や埼玉県外のヤオコーにもおよぶ可能性があります。
こうしたことを考えると、相手の正体もわからないのに、自社で「不適切」とみなした客に、無差別的に暴言を吐く、ガチャ切りをするなどということが、どれだけ危険かはわかるはずです。
ある意味でスーパーマーケットとは、セキュリティーの問題さえなければ、路上に置かれた宝箱のようなものです。
それを犯罪者やヤクザ者たちが、目をつけないはずはありません。
くわえて一度襲撃を受けた店舗には、お客さんが戻ってくるにはかなりの時間がかかるでしょう。
ヤオコー関係者の方々には、こうしたことを慮り、みずから犯罪を誘発するような挑発的な客対応は、絶対にやめてほしいと思います。
品物や現金だけでなく、店員やお客さんの身に被害がおよんだら、もう手遅れです。
ヤオコーのキャッチコピーは「地域密着」のはずです。
万が一ですが、ヤオコーの店舗でそうした事件が発生すれば、ヤオコーは「地域密着」どころか「地域の敵」と認定され、ずっとお客さんに顧みられない店となるでしょう。
どうか、ここ 20 年ほどの営業上の成功で浮き上がらず、正気かつ冷静になってほしいと思います。
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